どうも、内向型サラリーマンのアッキです。
以前、趣味の靴磨きについて、手順を紹介しました。
今回は、靴をよりカッコよく見せるための手法である「鏡面磨き」の手順について、実際の画像を交えながら紹介したいと思います。
慣れると意外に簡単なので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
今回も、こちらの本を参考にさせていただきました。
目次
鏡面磨きとは?メリットは?
鏡面磨き(シューシャイン)とは、靴のつま先やかかとを、鏡のように美しく光らせるテクニックのことです。
ワックスを使い磨き上げた時の達成感や高揚感は、靴磨きの醍醐味とも言えると思います。
鏡面磨きには、こんなメリットがあります。
見た目の印象が上がる
靴のつま先は、相手からもよく見られる箇所。
靴のつま先がピカピカだと、それだけで相手の印象が良くなります。
もし、あなたの家に営業マンが来たとします。
その時、靴のつま先がピカピカの営業マンと、靴のつま先がボロボロの営業マン、どちらと商談をしたいと思いますか?
靴のつま先がピカピカの営業マンの方が、「細かいところに気を配っていそう」「丁寧に対応してくれそう」という印象を持ちやすいと思います。
(靴のつま先がボロボロの営業マンも、「頑張っている」という印象は受けるかもしれませんが…)
見た目の印象は相手に大きな影響を与えるため、鏡面磨きをやって損はないと言えるでしょう。
撥水効果
鏡面磨きは油性ワックスで磨き上げる手法です。
当然、油性ワックスは水を弾いてくれますので、撥水効果もあります。
キズ防止
鏡面磨きによって靴のつま先が油性ワックスでコーティングされるため、キズ防止にもなります。
特に靴のつま先のキズは目立ちやすいので、未然に防ぐためにも鏡面磨きをした方が良いでしょう。
必要な道具
鏡面磨きに必要な道具はこちらです。
①油性ワックス
※購入後、ふたを開けたまま1週間ほど放置して有機溶剤を飛ばしてから使います。
②水を入れたボトル
③磨き布
ワックスを塗り込む
まずは、シューケア後の靴にワックスを塗り込んでいきます。
今回使用するのは、サフィールの鏡面磨き用ワックスです。
塗りやすく、磨いた後はキレイに光りやすいため、初心者にもオススメのワックスです。
では、ワックスの表面をさっと撫でて指に取ります。
そして、力を入れすぎず、円を描きながら塗り込みます。
ムラができないよう、何回も塗り込んで下地を作ります。
なお、靴の履きじわがあるところには塗る必要はありません。
磨きにくい上に、後々ワックスがひび割れる可能性が非常に高いからです。
こちらが、ワックスを塗り終わったものです。
布に水をつけて磨く
ワックスを塗り終わったら、布に水をつけて磨いていきます。
水を入れたボトルから、適量の水を出して布を濡らします。
濡らしすぎると水分が多く出て磨きにくいため、布が少し湿る程度で十分です。
ちなみにこの水を出すボトルなのですが、プロの方はハンドラップというものを使っているようです。
カメラが趣味の方は、馴染みがあるかもしれません。
ただ、私は100均で売っている「ワンプッシュお掃除ボトル」というものを使っています。
安価で済みますし、機能性も十分だと感じています。
ここから、布で円を描くように磨いていきます。
ワックスを取り除かないよう、スマホの画面をタッチするくらいの力で磨くのがコツです。
布の磨き面にシワがあると上手に磨けないため、注意しましょう。
磨きを繰り返す
一度磨いたら、再びワックスを塗りながら磨きを繰り返します。
これを、10〜30回を目安に、好みのツヤになるまで繰り返します。
最後は水だけで磨く
好みのツヤになるまで磨き終えたら、最後は水だけで仕上げ磨きをします。
縦方向に、包丁を研ぐようなイメージで磨いていきます。
水だけで磨くと、仕上がりがよりキレイになるため、チャレンジしてみてください。
これにて鏡面磨きは完了です!
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
それでは最後に、鏡面磨きのおさらいです。
鏡面磨きのおさらい ①ワックスを塗り込む ②布に水をつけて磨く ③磨きを繰り返す(10〜30回ほど) ④最後は水だけで磨く
最初はうまく光らないかもしれませんが、何回もチャレンジしてキレイに光った時の達成感は、何物にも変えられないものがあります。
やってみたくなった方は、ぜひ鏡面磨きにチャレンジしてみてください。
私の磨きもまだまだなので、精進していきたいと思います。
それではまた。