どうもアッキです。
今回のサウナのコツシリーズは、「どのタイミングでサウナルームを出たらいいの?」という話について書いていきます。
「サウナってどのくらい入ればいいかわからない」
「長時間入っていた方がいいのかな?」
という方は、ぜひご覧ください。
出るタイミングは都度変わる
サウナルームを出るタイミングは、その都度変わります。
その日の体調や利用するサウナ施設により、体の温まり方は異なるからです。
「だいたい10分くらい入るようにしている」と、出るタイミングを時間で決めている方は多いと思います。
しかし、時間を基準にしていると、結果にばらつきが出てしまうことも多くなります。
例えば、90℃のサウナに10分入ったら上手くととのった人がいるとします。
しかし別の日に同じ施設に行ってみると、その日の室温は85℃。
同じ10分間入ったとしても、体の温まり方が変わってくるため、ととのいやすさに差が出てくるのです。
そのため、自分の体の状態をみながら判断するのが有効なのです。
心拍数を目安にする
自分の体の状態をみながら判断する方法として、「心拍数を目安にする」のが最も有効です。
サウナに入ることは軽いエクササイズと同程度の負荷を血管に与えることになります。
つまり、軽いエクササイズと同程度の負荷をかけるにとどめておいた方が良いのです。
目安としては、最大心拍数の60〜70%くらいが適切です。
こちらのサイトがわかりやすかったので、リンクを貼っておきます。
https://www.konicaminolta.com/jp-ja/athlete/running/sports_safety/004.html
体感を目安にする
全身が温まったタイミングで出るのも有効です。
温まったかどうかは、背中の真ん中あたりを意識してみると良いでしょう。
背中の真ん中あたりは深部体温をセンサーできる場所です。
ここが温まっていれば、全身が温まっているといえるでしょう。
対象的に、手や顔の熱さを目安とするのはオススメできません。
人間が感覚を得るために持っているセンサーは、手と顔が最も敏感です。
視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚…人間の五感は手や顔に集中しているので納得ですね。
そのため、手や顔が熱くなってきたからといって、全身が温まっているとは限りません。
特に遠赤外線ヒーターを使用しているサウナの場合、ヒーターが当たりやすい手や顔が最も熱くなります。
手と顔の熱さに惑わされず、背中の真ん中あたりを意識してみましょう。
「背中の真ん中あたりが熱くなるまで入った方がいいのはわかった。」
「でもその前に顔が熱い!俺は辛い、耐えられない!」
という場合もあるでしょう。
その時は、濡れタオルで顔を覆ってみてください。熱さの感じ方がだいぶ変わりますよ。
汗の量は目安にならない
サウナルームを出るタイミングとして、出てきた汗の量を目安にする人は多いと思います。
しかしこの方法は、あまりオススメできません。
なぜかというと、汗ではなく結露の可能性があるからです。
サウナルームに比べ、人体の体温はとても低いです。そのため、人間の皮膚表面に結露が生じます。
冷たい飲み物の入ったグラスの表面に水滴が発生することがあるかと思いますが、あれと同じことが起きているわけです。
(詳しい解説が出来そうになかったので、ざっくりした説明になりました。すみません)
そのため、多く発汗しているように見えても、実際の汗の量とは限りません。
実は大して汗をかいていない→温まっていないこともあり得るのです。
終わりに:無理は禁物
今回は、サウナルームを出るタイミングについて説明しました。
今回紹介した「心拍数を目安にする」「背中の真ん中あたりの熱さを意識する」という方法が、あなたの「ととのい」のお役に立てたら幸いです。
最後に一つだけ。サウナルームに入っている時は、決して無理をしないでくださいね。
それではまた。