どうもアッキです。
先日、「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」という本を読みました。
年度末の追込みや季節の変わり目といった、体も心も不安定になりやすい季節であることに加え、長引くコロナ禍もあって、個人的には「楽しむ」ことより「モヤモヤ」する要素が盛りだくさん。
なんとかしたいなと思っていたところ、上記の本に出会いました。
著者は「アウトプット大全」でお馴染みの樺沢紫苑先生。
私自身、樺沢先生の著書に載っているノウハウのおかげで、かなり助けられてきた経緯があります。
(個人的No. 1ヒットは「神・時間術」という本です。)
「この本なら、きっと今の状況を打開してくれるに違いない!」と思い、即購入。
読んでみると、目からウロコなノウハウの数々。
その中で、「ジャーナリング」というものを知りましたので、紹介して行きます。
ジャーナリングとは?その効果は?
ジャーナリングとは、「書く瞑想」とも呼ばれ、頭の中に浮かんだ感情やイメージを一定時間、ただひたすら紙に書き出していくというものです。
一見単純に見えますが、頭の中にあるあらゆる感情や考えを書き出すことで「今、ここ」に集中できるとのこと。
具体的な効果については、以下のものがあります。
1.自分を客観視し、自己理解が深まる
ジャーナリングをしているうちに、「自分が無意識的に感じていること」がわかり、自分自身を客観視することができます。
自分の経験と感情を照らし合わせると、「こんな時こんな感情になった」など思考パターンや思いがけ無い興味関心に気づくことができ、自己理解につながります。
2.不安やストレスの軽減
思考パターンやネガティブな感情に気づくことで、物事の捉え方や問題への対処法について考えやすくなり、不安やストレスを減らす効果があります。
「今この瞬間を感じる」ことで集中し、余計なストレスや不安を軽減するマインドフルネスと近いものがあります。これが「書く瞑想」と呼ばれる所以だそうです。
3.気持ちの整理ができる
頭の中の感情や考えを書き出すことで、気持ちの整理をすることができます。
辛い気持ちや悲しい気持ちを誰かに話すことでスッキリした経験のある人は多いと思いますが、ジャーナリングでも同じ効果が見込めるそうです。
ジャーナリングのやり方
次は、ジャーナリングの具体的なやり方です。
必要なものは…
・ノートなどの紙
・筆記具
・タイマー(スマホでも可)
以上です。
頭の中の感情や考えを書き出すだけですから、大したコストがかかりません。
そして、紙に頭の中に渦巻く感情や考えを書き出して行きます。
書き出す時間の目安は、3~15分程度。
行う時間帯については特に決まりはありませんが、1日を良い気分で終わらせるため、寝る直前にやるのが良いとのこと。あまりにもネガティブな言葉が出てくる場合は、ネガティブな言葉の記憶強化になってしまうため、寝る1~2時間前に行うのが良いそうです。
自分の生活様式に合わせて、習慣化しやすい時間帯に行うのも一つの手です。
何を書いていいかわからない場合は、仕事や恋愛など、身近なテーマに沿って書き出すのもアリだそうです。
実際にやってみた
ジャーナリングについて知ったので、いよいよ実践です。
就寝予定時間の1時間前、頭の中には魅力のない商品をセールスすることに対するネガティブな感情。
※この魅力のない商品のセールスについては、過去記事にも載せてあります↓
この1年、またこの商品を売る羽目になり、しかも年度末で絶賛セールス中なため、ネガティブ感情で爆発しそうでした。
そんな頭の中を整理するため、いざスタート。
ひたすら頭の中の感情を書き出していると、あっという間に15分経っていました。
内容は伏せておきますが、「よくもまあここまで罵倒できたな」というくらい、汚い言葉も交えながら書き出していました。(あくまで過去の自分と比較して、です)
終わった後は、頭の中がクリアになったような感覚になりました。
不安やストレスはゼロにはなりませんでしたが、軽減するという点では効果アリでした。
終わりに
ジャーナリングは簡単に取り組むことができ、ストレスや不安を減らす効果があることを知りました。
おまけにコストも最小限。
1日3分ほどでもいいので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
それではまた。